Top >  統合失調症とは? >  統合失調症の変遷

統合失調症の変遷

統合失調症は「主として思春期に発病し、特徴的な思考障害、自我障害、感情障害、人格障害などを特徴とし、多くは慢性に経過する原因不明の精神病」であり、躁うつ病と並んで内因性精神病と呼ばれてきました。

なにやら難しい言葉が並んでいますが、なるべく分かりやすく解説していこうと思います。


クレペリンは思春期に発病して次第に進行し末期状態に達する精神病を早発痴呆とよびました。

Scbizopbrenic psycbosis分裂病性精神病という概念は、人格の基本的障害と特徴的な思考の歪曲とを伴い、またしばしば、外的な力によって統制されている感じ、奇異な妄想、知覚障害、現実の状況に対応しない異常な感情、自閉(症)などを伴う一群の精神病をいいます。それにもかかわらず清明な意識と知的能力は普通保たれているのが普通です。

統合失調症における人格障害では、人格の最も基本的な機能、すなわち正常人が自分が自分であること、自分のことは自分自身で決めていると言うことといった感覚の機能が障害されます。最もパーソナル作業であるはずの思考、感情、行為が他人に知られあるいは共有されるようにしばしば感じられ、自然のあるいは超自然的な力が働いていて自分の思考や行為に、不思議な方法で影響を与えるというような妄想が生じることがあります。彼らは自分があらゆる出来事の中心にいると思うこともあるのです。

幻覚とくに幻聴は高率に発生し、患者のことについて話し、あるいは患者に呼びかけます。知覚はしばしば他の様式でも障害されます。このような幻聴や幻覚によって混乱が起こり、無関係な出来事が極めて重要なものと感じられるようになり、患者は日常的な対象物や状況がすべて彼自身に向けられた特殊な(ふつうは不吉な)意味を持つと信じるようになります。


特徴的な統合失調性思考障害では、正常な目的に向かった精神活動では意識されない、末梢的で無関係な事柄が前面に持ち出されて、その状況に適切な事柄のかわりに利用されることがあります。このようにして、思考は空虚になり細部が省略され、不明瞭になり、言葉による思考表現が時に了解不能となります。連続的に流れるはずの思考が中断され、患者は自分の思考がなにか外部の行為者によって引き抜かれると信じることがあります。(思考奪取)気分は浅薄で気まぐれ、あるいは不調和になりがちです。相反する感情を同時に持つ両価症や意志の障害によって、怠惰・拒絶症あるいは昏迷として現れることがあります。
  
発病年齢は早発痴呆という病名が示すように思春期が多く、大多数が30歳以前に発病します。

統合失調症の発症年齢は病型によって差があり、破瓜型、緊張型は20歳代が多く、妄想型は一般にこれよりも遅く、30歳代に発病するものも少なくありません。思春期以前の発病は比較的まれですが、10歳以前に分裂病像を示すものもときにみられ、児童統合失調症と呼ばれます。


 分裂病発病率の男女差については、男性が多いとの説もあるが、日本での実態調査では分裂病有病率に男女差はみられていません。

統合失調症とは?

統合失調症とはどのような病気なのでしょうか?どのような歴史を経てきたのか、今現在どのように研究されてきているのかを解説します。

関連エントリー

統合失調症の経過 統合失調症の生物学的異常所見 統合失調症の本当の原因−素因(脆弱性)+ストレス仮説 統合失調症は遺伝病ではない 統合失調症の診断基準(医療者向け) 統合失調症の変遷


THANKS
rank
人気ブログランキング【ブログの殿堂】 人気blogランキングへ
  • seo
お問い合わせ